GWが終わりましたね、教室でも「潮干狩り行った」や「旅行した」や、「ごろごろしてた♪」など、生徒さんみんなから思い思いの休日の思い出を聞かせてもらい、私も少しほっこりしております。
さて、新学期からすればちょうど1か月ほど経過しました。
新小学1年生の皆さんは、「机に座る」「チャイムが鳴ったら教室に入る」など、いろんな生活のリズムにそろそろ慣れてきてくれる頃かもしれません。
小学1年生以外の小学2年生から中学3年生の皆さんは、新しい学年の学習は大丈夫でしょうか?
さて今回は中学生。
1年生は夏が近づくにつれ、「中学校の勉強」というものを少しずつ感じる時期に入ってくると思います。
うちの教室にも去年の2学期は、「1学期まではついていけたが、2学期になったら急に早くなって難しくなった」というご相談がとても多かったです。
つまり、1学期で「うん、これなら余裕」と思っていると急にスピードが速くなって理解が追いつかなくなってしまう、ということにもなりかねません。
こうなると雪だるま式に分からないものが膨れ上がってしまうので、まだ授業スピードがゆっくりのこの時期がとても大切。
少しでも分からない単元や問題があれば、しっかり復習して自分のものにしておきましょう。
そして2年生ですが、1年生の3学期の学年末テストで、こてんぱんにやられてしまったお友達も多かったはず。
学年末テストはその名の通り「学年の総まとめ」なので、定期テストとは少し意味合いが違います。
つまりテスト範囲だけをやってもなかなか点が取れるものではないんですね。
そして大事なのはその中身、つまり「どこを間違えたか?」です。
先生からすると「復習しといてね~、次に進むからね~」てな感じですから、2年生の授業の勉強も同時並行で、3年生に上がるまでのこの一年の間に1年生の復習もしっかりしておきましょうね。
最後に3年生です。
言わずもがな、この1学期と2学期が内申点の評定に入ります(理科と社会は1年生からの総評にもなりますが)。
ここで私がなんだかんだという必要もないのですけど、一つだけ。
過去問に縛られすぎないようにしてもらえたら、と個人的には思っています。
確かに過去問、解くのはとても大切ですが、あれも経験の話。受験当日まるっきり同じ問題が出る可能性は極めて低いです。
過去問の使い方はそれぞれですが、私としては解いて間違えた「単元」を知り、その単元を丸ごと復習してまるごと自分のものにしてもらえたらと思います。
そうすれば過去問から形は変われど、その単元の問題は解けるようになっているはずですから。
何はともあれ、夏休みまではあと3か月。
もちろん小学生も、毎日の学習習慣はとても大切ですので、宿題ともうひとつ、家のお手伝いでもいいですし、うちに来てくれている生徒さんは教室の宿題のプリントでもよいので、もう「ワンプラス」の継続習慣、これを今のうちに身に付けてもらえたらなと思います。