小学生中学生に合わせたコーチング

こんにちは、みそらNEOです。
最近「コーチング」という言葉をとても耳にするようになりました、検索するとコーチング塾なるものもあるんですね。
正直、こんなにもメジャーになる前からフォローという言葉で私は10年以上昔から同じようなことをしていたので少し驚きでもあります(笑)。
ということはつまり、今も昔もとても大切なこと。
そして、みそらNEOではそれがどう生徒さん親御さんと先生を繋いでいるのか、少しだけご紹介させていただきます。

自分がしたいことを自分で決める。

簡単なように聞こえますが、子どもにとってこれがなかなか難しい場合もあります。
親御さんが一生懸命な子育てに間違いはない、正解もない。
だから、親がどうすれば子どもはどう育つ、なんて決まりきったルートもないんです。
あるとすれば、心から目の前にいる子どもを愛して一人の人間として付き合うことを続けられたらと。
でも親だって人間です、そんないつもいつもにっこりしていられないし、イライラだってします。

ただそこに、第三者の信頼できる人が間に立ってくれていたら、間接的に子供と関わることでうまくいく機会ってあると思うんですね。
私は、基本的にその存在でいたいと思っています。

そして、教室に来た生徒さんが前を向けなくなっているとき。
自分のマイナスしか見えなくなっているときに、実はこんなプラスなことが起きているんだよ、と気づかせてくれる存在に。

実際このあいだそうでした。

定期テストでしっかり勉強して自信を持って受けた数学が思ったほど解けず、その日ガッカリして来室した女の子がいました。
「何が一番ガッカリの原因かな?」と聞くと、思ってた問題が出なくて半分くらいしか解けなかったことを。
「半分しか解けなかったと思っているんだ、それはなんで?」と聞くと、ここが出る、ここが苦手、という部分ばかり徹底的にやったからと。
「苦手のところもそんなにやったんだ、よく頑張ったね」というと、それでも更にでも解けなかったから・・・と。

聞き方はカウンセリング要素も少し入っていますが。

ここで私が、素直に思ったことを伝えました。

「今まで以上に頑張ってテスト対策をした自分は褒めてあげた?
先生はそれが何よりすごいと思ったし、毎日勉強してたことも尊敬してるよ。
なにより、○○ちゃんのゴールはこのテストの100点じゃないよね?高校合格だったよね。
てことは、今、半分しか解けなかった原因も分かったし、対策にも気づくことができた。
これって、今回のテストで何も気づかずたまたま90点取るとかよりももっともっとすごいことじゃないかな?
行きたい高校に向かって合格することに一歩近づいたってことに思えない?」

とちょっぴり興奮気味に話したあと、さらに、

「それと、明日の理科や明後日の英語は、まだ未来の話。
つまりいくらでも今から後悔しないよう勉強することができる。
終わったことはもう一旦忘れちゃっていいから、切り替えて次に進もう!」

なんて話をすると、この女の子、急に噴き出して笑いだしました。
そして、

「なんだか先生と話してたら元気出た(笑)。うん、頑張る!」
と言って、失敗を引きずらず、次に進んでくれました。
まあいささか、私の性格に難はあるかもしれませんが・・・そこは置いといて。(笑)

お家でもお母様は学校から帰ったこの女の子の落ち込んだ様子を見て心配していたようでしたが、
教室から帰ってきたら元気だったので安心した(驚いた?)とのこと、お礼の連絡をくださいました。

コーチング、は、最近いろんな意味で使われていますが、うちの教室では、
「見えなくなっている本人のプラス面を伝えること」もひとつだと思っています。
自分で気づくことができれば、人に言われるより強く自信を持つことができますね。

そして、今している勉強はどこに繋がっているのか、何のために毎日頑張っているのかを、
ゴールを再確認して、再度自分の中で最終目標をきちんと整理して向かっていくこと。
それらすべてを、一緒にしていくことを指しています。

もちろん小学生には小学生の最終ゴールがあり、幼児乳児にもなりたい未来があります。

それぞれの皆様の目指すゴールに向け、自然に自信を持っていつも前を向けるよう、
私も日々コーチング力を深めながら一緒に進んでいきたいと思っています。

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