夏休みに突入して10日ほど経ちましたね、お母様お父様、毎日お疲れ様です。
うちの教室は12か月全て稼働しているので、毎月必ず3週から4週の学習日がどの曜日にも回数均等に割り当てられています。
そして長期休みはせっかく時間があるので、通常教室とは別に、ご家族のご予定を優先してもらった上でご希望の方に向けて
日時コマ選択制で、「長期講習」(夏期・冬期・春期)という特別講座を設けております。
いつもの学習日プラスになるので「行きたい」「行ける」お子さんだけで大丈夫ですし、追加なので金額もそこまで頂戴しておりません(・・・のつもりです)。
とはいえラーニング熟読など長期休みにしか取り組めない学習もありますし、長期講習には利点もたくさんあるように工夫もしています。
例えば中学生で言えば、定期テストの復習。
一学期の定期テストは学年が上がって最初のテストになるので緊張もするかと思います。
中学3年生は内申点に関わりますし2年生は1年生とは違う難しさがあり、1年生は中学生最初の定期テストでテストというもの自体初体験になります。
定期テストはその点数よりも、大切なことは「見返すこと」。
しかしなかなか自分一人では、そのテストという素材を「最後まで使いきること」が出来ない難しさもあります。
また、テストそのものをただ復習する、というより、テスト自体を分析してみて「この教科のこの単元が理解不足だった」と知ることはとても大切ですが、
じゃあそのためにはどうしたらいいか、については、なかなか一人では思いつかないものです。
そしてただ単に解き直しをしてみるだけでは次同じような問題をテストで解くことができると言えず、しっかり意味のある復習をしているのか微妙なところです。
40日間という夏休みは、「テストの分析から苦手単元を見つけて、集中してその単元に取り組んで最終解けるようになる」ところまで持っていくことのできるうってつけの時間だと思います。
なので教室では、いつもの定期テスト分析をすぐに行い、夏に向けてどう学習スケジュールを立てるかを個々に相談して、優先的にどの「単元」を夏期講習で集中的に行うか、皆さんとお話してカリキュラムを個別に組んでいます。
ここで大事なのは「この夏の学習目的を一つにしぼること」。
短い期間にあれもこれもとゴールが広がりすぎては結果到達できなくなってしまうので、「これだけは!」とまず決めてもらいます。
それが到達できれば、次に進めばいいだけのこと。
自分で近いゴールを決めて到達する嬉しさは、「これだけはやれるようになった」という確固とした自信にもなります。
そうすることで、1学期の苦手をひとつ、攻略することにもつながります。
もちろん、今年の夏休みは今年だけの時間。
私はできれば小中学生のうちはたくさん素晴らしい経験や体験をしてもらいたいと思うタイプなのでたくさん遊んでほしいと心から思っています。
そして勉強する時間は集中して勉強に取りくむ。
時間は短くてもいい、でもあんまり長すぎないようにしてくださいね。
他の音も景色も何も感じないくらい集中する時間だけ、しっかり取り組んでもらえたらいいかなと。
今年もとても暑いです。
美味しいものをたくさん食べて、いろいろなものを見て聞いて感じて、素敵な夏にしてくださいね。