少し遅くなりましたが、懇談ご参加くださいました保護者の皆様、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
いつもながらたくさんのご協力とあたたかいお言葉(楽しい時間?)に大変感謝しております。
私一人の運営ですので至らぬ点もたくさんあるかと思いますがどうぞ今後ともよろしくお願い致します。
そして春期講習も後半に入りました、参加してくださっている生徒さんはみんな、集中したこの期間で何ができるか、何が伸ばせるかを一生懸命考えてからしっかり行動に移してくれています。
ひとつでも多くの「わかった!」を見つけてもらえるよう私も試行錯誤しながら尽力させて頂きます。
懇談でも「去年の学年末テストから5教科合計が50点も上がりました」とか「過去最高得点を取りました」といったお話や、また「ここで学習する日はとても楽しいようです」と笑顔を見せて頂いたり、皆様の日々一歩一歩の積み重ねから生まれたお言葉をたくさんお聞きしましたが、春期講習などの短期集中型の学習はいわば「番外編」になるので少し目的が変わります。
なので教室でもご家庭でも、毎月使用しているスケジュール表を活用しながら、細かく春期の目標とゴールを決めて教材を作成し、進めてもらっています。
例えば普段授業の内容をしっかりすくいあげるため英語と数学を中心に頑張ってくれている中学生も、この春だけはテストでなかなか点が取れなかった古文漢文だけを集中的に取り組んでみたり。
自分でスケジューリングしたあと私と最終的な確認は行いますが基本、自ら立てた予定に向かって全員が進めてくれており、通室日が連続するからこそ記憶が新しいうちに自分のものにできる知識や学習方法もあるようで、発見が多い分、手ごたえを感じてくれている生徒さんは多いみたいです。
何より、「私はこの春、これを頑張りたいんだ!」と言って学習を始めてくれているので、しっかりモノにすることができるようですね。
素晴らしいです。
自分に自信を持つことは全てのゴールへの入り口です。
苦手な教科単体を学習するだけよりも、時間がある時に他の教科にも深く触れることで「あ、自分はこれが得意かもしれない」と気づく。
そこがスタートとなり、「将来こんな職業がやってみたい」「こんなことに興味があるかも」ということに繋がるかもしれません。
0はどこまでも0ですが、1の経験は2にも3にも100にもなります。
私はそんな春期講習を目指しています。
まずは今の自分のニガテと得意を知る、整理する。
そしてそこから「この教科で100点をとりたい!」などのゴールを決める。
そのあとに、自分で決めたそのゴールはいつになるのか考えて、じゃあ今は何から始めるか、何を学習するのかを考えてみる。
少しずつ続けることでだんだんと自主的に順位をつけて物事を考えられるようになるため、スケジュールを立てることも苦ではなくなり自然と実績が残っていく。
懇談でも「朝も起きれなかった子なのに、一年でここまで変わるなんて」と驚いていたお母様がいらっしゃいましたが、見た目もすっかりたくましくなっていて、私も嬉しいながらも、玉手箱のようにどんどんあふれ出てくる彼の変化にはいつも驚かされています。
急に何もかもやる、ましてや急ぐことが全てのプラスとも限らないので、まずはこの春、「これだけはやってみようかな」を決めてみるのはいかがでしょう?
「計算」や「漢字」「英単語」など学習教科だけでなく、「本読み」「絵を描く」「音楽」などもとても素敵だと思います。
そして自分で決めた「○○○の春」をぜひ全力で楽しんでみてくださいね。